Discordでアカウント削除を行うと相手側からはわかる？

現代のコミュニケーションツールとして定番となったDiscordですが、アカウント削除についてあまり知られていないことがあります。

特に、Discordアカウントを削除した場合、他のユーザーにその行動がどう映るのかという疑問は意外と知られていません。

この記事では、Discordでアカウントを削除すると相手側にどのような影響があるのかを明らかにします。

Discordアカウント削除で知っておきたいこと

Discordではユーザーがアカウントを削除すると、いくつかの重要な変化が生じます。

しかし、これらの変化はすぐには他のユーザーに認識されないことがあります。

アカウントを削除すると、そのユーザーのプロファイルはすぐには削除されず、一定期間「無効状態」となります。

この間、アカウント名は見えるものの、プロフィール画像やアクティビティは閲覧できなくなります。

完全に削除されたアカウントは、サーバーやダイレクトメッセージで「Deleted User xxxxxxxx」と表示が変わります。

また、オンライン状態やアクティブ状態を示すサインも消失し、存在そのものが消える訳ではないものの、活動は停止していることになります。

相手がアカウント削除を意識するタイミングは、通常の利用状況に依存します。

一方で、あるサインに気づくことにより、削除されたことを察するケースもあります。

相手とのコミュニケーションが突然途絶えることで、相手側はアカウントの状態に異変を感じることがあります。

特に、オンライン状態が表示されなくなることで、削除を疑うことになるでしょう。

アカウント削除により、プロフィール情報やユーザー名の横にあるタグが「削除されたユーザー」に変更されることがあります。

これにより、相手側はアカウント削除を推測することができます。

Discordでは、ユーザーが自身のアカウントを削除する決断を下した場合、そのアクションにより他のユーザーへ直接通知が送られることはありません。

Discordのプライバシーポリシーはユーザーのプライバシーを尊重するため、アカウント削除が発生した際に、事前にフレンドリストにいるユーザーや最近やりとりをしたユーザーに通知を送出する機能は実装されていないのです。

しかしながら、相手に通知が直接行くことはなくても、アカウント削除の結果としての変化により、他のユーザーがアカウントが削除されたことに気がつくことがありえます。

例えば、ユーザープロフィールやアクティビティステータスの消失、ユーザー名の変更（通常は「Deleted User#0000」のように表示される）、サーバーでの彼らのロールやメッセージの表示変更などがそれに当たります。

これらの情報から、相手はユーザーがアカウントを削除したと推測することができるでしょう。

また、アカウント削除後も以前のやり取りの記録や共有されたメディアはサーバーに残り、友人などがそれらを参照できる状態にあるため、コミュニケーションの途中で突然連絡が取れなくなるといったことから、他のユーザーが自分のアカウントの削除に気づく可能性があります。

結論として、Discordアカウントを削除しても、その事実についてDiscord側が他のユーザーに通知をすることはないものの、削除に伴う変更は他のユーザーがアカウント削除を察知する手がかりとなり得ます。

Discordでアカウントを削除すると、その事実自体は直ちには相手に知らされません。

しかし、通信の途絶やプロフィールの変更を通じて、相手側にわかってしまう可能性はあります。