YouTubeのスクショを撮ったが、著作権侵害にならないか気になったことはありませんか?
YouTubeのスクショは、著作権侵害なる場合とならない場合があります。
- YouTubeのスクショを著作権侵害にならないように使いたい
- 著作権侵害になってしまうのはどんなとき?
YouTubeのスクショを個人で利用する場合
YouTubeの動画からスクリーンショット(スクショ)を個人的な利用目的で行う場合、一般的には著作権侵害には該当しません。
スクショは静止画像として著作権法上の保護を受けることはありますが、その利用方法や目的によっては合法的な範囲内で行われることが多いです。
例えば、自分のプライベートな利用や学習目的でYouTubeのスクショを撮影する場合、著作権侵害にはなりません。
著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。
(引用先)著作権第30条
ただし、私的利用(個人と家族)を超えてしまうと、著作権侵害になってしまうので、気をつけましょう。
YouTubeのスクショを他人にシェアする場合
次のような場合は、著作権侵害になってしまいます。
- YouTubeのスクショをSNSにアップロードする
- YouTubeのスクショをLINE等で友達にあげる
- YouTubeのスクショを印刷して配る
YouTubeの動画は他人の著作物であることを頭に入れておきましょう!
しかし、次の条件を満たせば「引用」という形でYouTubeのスクショを共有することができます。
- 引用する理由が明確にあること
- 引用部分とコンテンツが明確に区別できること
- 引用先(動画のURL)が明確にわかること
- スクショを改変せずにそのまま使っていること
引用する理由が明確にあること
例えば、YouTubeのニュースを元に解説ブログを書く際に、スクリーンショットを貼ることは問題ありません。
しかし、YouTubeのスクショだけを貼って、ブログを作るのはいけません。
引用する理由が明確にあることが重要です。
引用部分とコンテンツが明確に区別できること
YouTubeのスクショと自分のコンテンツが明確に区別できるようにする必要があります。
以下の方法を試してみてはいかがでしょうか?
- スクショの説明文・キャプションを書いておく
- 引用とわかるようなデザインにしておく
引用先(動画のURL)が明確にわかること
スクリーンショットを共有する際には、元のYouTube動画のURLを明示する必要があります。
こうすると、他の人が引用元の動画にアクセスできるといったメリットも生まれます。
スクショを改変せずにそのまま使っていること
引用として共有するスクリーンショットは、改変や編集を加えずに、オリジナルの画像を使って下さい。
仮に、誤字や脱字があったとしても、自分で修正して引用することはできません。
まとめ:YouTubeのスクショは著作権侵害?
今回の記事では、YouTubeのスクショは著作権侵害になる場合とならない場合に付いて解説しました。
YouTubeのスクショを引用する際は、上記に挙げたルールを守っていただければ問題ありません。