現代の社会では、パソコンは私たちの日常生活に欠かせない存在となっています。
しかし、新しいパソコンを購入する際に、古いパソコンを処分すると思います。
その際は、初期化することを忘れてはいけません。
本記事では、パソコンを廃棄する際に初期化する必要性と方法について解説します。
パソコンを初期化する必要性
パソコンには、個人情報が保存されています。
例えば、メールの履歴、オンラインアカウントのログイン情報、クレジットカード番号などです。
これらの情報が他人の手に渡ってしまうと、危険ですよね。
初期化を行うことで、データを完全に削除し、パソコンを安全に廃棄することができます。
パソコンを初期化する方法は?
パソコンを工場出荷時の状態にリセットする方法は、以下の手順に従いましょう。
Windows11搭載のパソコンを初期化する方法
スタートメニューから「設定」を選択します。(歯車マークをクリックします。)
この画面が開くので、回復タブをクリックします。
「PCをリセットする」をクリックします。
「すべて削除する」をクリックします。
パソコンを初期化しただけでは不安な場合
パソコンを初期化しただけでは、悪意のある人に渡ってしまった場合、データが復元される可能性があります。
確実に個人情報の流出を防ぐ方法は3つあります。
- 自分で内蔵ドライブを取り出して、破壊する
- データ消去ソフトウェアを利用する
- 業者に依頼する
自分で内蔵ドライブを取り出して、破壊する
内蔵ドライブには、パソコンに保存されていたデータが記録されています。
手間がかかりますが、パソコンを廃棄する前に、内蔵ドライブを取り出し、物理的に破壊することもできます。
例えば、ハンマーやドリルを使用して内蔵ドライブを壊すことで、データの復元が困難になります。
しかし、破壊するには道具が必要であり、素人にはあまりおすすめできない方法です。
データ消去ソフトウェアを利用する
データ消去ソフトウェアは、専用のプログラムを使用してパソコンのデータを完全に削除する方法です。
これらのソフトウェアは、データを上書きし、復元が困難な状態にします。
ソフトウェアの選択や設定には注意が必要ですが、正しく使用すれば効果的なデータの完全削除が可能です。
業者に依頼する
パソコンを専門の業者に依頼する方法もあります。
業者は高度な技術や設備を持ち、データの完全削除を確実に行うことができます。
データ消去や内蔵ドライブの破壊など、適切な手続きを行ってくれます。
ただし、業者に依頼する場合は信頼性やセキュリティ対策を確認し、適切な業者を選ぶことが重要です。
まとめ:パソコンを廃棄する際に初期化すべき?
今回の記事では、初期化の必要性と方法について解説しました。
PCを廃棄する際は、確実に初期化することを忘れないようにしましょう。